神奈川県鎌倉市に工房『陶工房 扇屋』を構える 渡辺信史(ワタナベ シンジ)さん。初めてお会いしたのは昨年の千葉県で開催された「工房からの風」にお伺いした時でした。
私が一目惚れしたのが、手にすっぽり収まる黒釉の丸湯のみ。また 蝋抜き技法によって描かれた柄が、独特の味を出して心にすっと入ってきました。
そしてこの度、生活普段議shopで「黒釉の器」と「灰釉の器」を取り扱いさせていただくことになりました。
黒釉は、鈍い光沢がところどころに見られ、錆やブロンズとも異なった独特の仕上がりです。
オリジナルの柄が蝋抜き技法によって描かれていて、凹凸があり、マットな部分とざらついた部分とがある表情豊かな器です。
今回は、7寸皿と丸湯のみが届いています。
釉薬のみ無地の灰釉シリーズは、その柔らかな色合いと美しい形が印象的な器です。
今回は、芙蓉五角皿と八角輪花皿の2種類が届いています。
神奈川県鎌倉市に工房『陶工房 扇屋』を構える 渡辺信史(ワタナベ シンジ)さん。渡辺信史さんの作品は、どれも美しいかたちの使い心地のよいうつわです。
1998 武蔵野美術大学 工芸デザイン専攻科卒業
1998 九つ井 (ここのついど すえのさと)神奈川県
陶器の制作スタッフとして入社
2006 独立の為退社 鎌倉市に築窯
2009 駒沢女子大学 住空間デザイン学科 非常勤講師